(イニシャル/所属/最近はまっていること、嬉しかったこと)
齋藤社長
A.K
私が仕事のやりがいをより強く感じるようになったのは、管理職になってからです。組織としてグループとして、皆で協力して一つひとつ仕事をやりきることが出来た時に感じますね。部下が明確なゴールや理想を持ち、それに向かって突き進むためのモチベーションを上げられるよう、手伝ってあげたいというのが管理職としての想いです。
N.N
直近の業績アップに、少なからず自分も貢献できていることに喜びを感じています。仕事のやりがいは、現場対応をする中でこれまで経験してないことを調べ、困難な事例を部下と相談しながらやり遂げることができた時には、「よくやった!」と感じますね。
A.K
総務の仕事のやりがいは、全社に関わる課題や仕事に取り組めることですね。私が担当している賃金制度や勤務制度については、従業員の公私どちらの生活にも大きく影響を与えますし、許認可に関する業務等は会社の健全な事業運営を支えるとても重要な仕事だと思っています。最近ではコロナ禍対策や働き方改革といった全社的な問題に、会社としてどう取り組むかという広い視点で仕組み作りに関われるところは、重責も感じますがやりがいを感じますね。
D.M
責任と緊張感を感じながらも、日々新しいことを吸収し、毎年のようにワクワクするような仕事ができることにやりがいを感じますね。社内でも、そういう方はなかなか居ないと思うのですが、自分の趣味が仕事になっているのはすごく幸せなことだと思います!
管理職になってからは、働く上での考え方も変わりました。今までは「自分が~」という考えだったのが、「チームとして部下にやってもらうにはどうすべきか」、「どうすれば部下が仕事を完了までもっていけるか」ということを考えるようになりましたね。
T.Y
大きな案件や仕事をチームでやり遂げることができた時には、若手をはじめ皆がやりがいを感じていると思います。当社は建設業の会社ですが、同時にサービス業でもあるのではないかと思っています。お客様や現場に関わる方たちの気持ちを考え、言われたことだけをやるのではなく、「こうするのもいいのでは?」ということを提案することで、相手に喜んでいただき、ひいては「世のため、人のため」になるよう心がけています!
H.T
仕事のやりがいですが、携わっている方々に喜んでもらえるような仕事ができた時に、やりがいを感じているように思います。先ほど「管理職になってから」という話がありましたが、私も部下を持ったことで考え方が変わりました。
そして、より業績を意識して見るようになりました。スタッフとして「業績を良くするため何ができるか」、「会社が良くなっていくためにはどうしたら良いのか」を考えながら業務に当たっています。
齋藤社長
皆さんは管理職です。マネジメントは、グループであればグループが成果を出すために必要となる、いわゆるツールのようなものです。成果を出しつつも、部下にやりがいを感じてもらうようにしてあげないと、グループは活性化していかない。部下の面倒をきちんと見て評価する。それがやりがいになり、また次の高みを目指そうと考えてくれると思います。そして、今まさにエヌデックに課せられた課題だと思います。成功や失敗の体験で得るモノがあるはずです。特に成功体験を部下に教えてあげて欲しいんですよね。相手に喜んでもらえるとか褒められるという成功体験というものを部下に味わわせてあげることが、すごく大事なのだと思います。
A.K
地元に帰って久しぶりに友達に会った時、「どこに勤めているの?どんな仕事しているの?」という話になると うちの会社は一言では説明しづらいんですよね。でも、例えば「某コンビニの全国のATM設置工事をしたのは、うちの会社なんだ」と言うと伝わるんです。仕事の実績が身近にある点は武器かなと思います。
D.M
エヌデックって一つ一つ見ればやっている仕事内容は分かるんですが、一言で何をやっている会社だと言うのが難しくて・・・。大きな会社のように一つの事に特化した会社というよりは、「色々なことが出来る」、「事業を広めることが出来る」ということが強みではないかと思っています。
H.T
私もうちの強みは、「全国対応が出来ること」だと思っています。 魅力に関しては、「人」だと思います。時には勢いをもって問題を乗り切っていくことが出来る。小さい会社だからこその団結力を感じますね。
A.K
当社の強みは、現場関係の資格保有者が多数在籍していることや、さきほど言われたように、60年間で培われた団結力だと思います。また、総務という立場で思うのは、働く女性をサポートすることができる職場であることが、エヌデックの魅力、強みだと私は思います。出産・育児などを経て職場に復帰された女性のキャリア形成をサポートする体制や制度があり、女性がワークライフバランスを両立させて長く働き、そして活躍を後押しすることが出来ているところが今の時代に適応したエヌデックの強みであり魅力だと思っています!
N.N
私は「若い社員にもチャンスがある会社」というところが当社の魅力だと思います。実際、若い段階でマネージャーや管理職に就いている方も多く、それが若い社員にとって仕事のやりがいや目標の一つにもなると思いますし、会社に評価してもらえていると感じることができますよね。
あとは、全国展開の案件ができる会社ってそんなに無いと思うので、それをサポートしてくれる協力会社さんが全国にいることは会社としての強みですね。
T.Y
我々は看板的には電源工事だったり通信工事だったりに重きを置いて営業活動をしますが、大阪は「建築工事もできますよ!」と自信を持って言えるメンバーが揃っているので、幅広い対応が出来るところが強みであり魅力でもあるのではないかと思っています。全国どこでも行けて、何でもできることで、エヌデックのファンは離れずにこれからも増えていくんじゃないかなと思いますね。
齋藤社長
当社の強みとしてよく言われるのは、皆さんからも上がったように、全国展開ができるところですね。しかし一方で今一度自社の機能やメニューを振り返り、強みや魅力にしていけるものを発見することも重要だと思っています。その上でお客様に当社の強みをしっかり提示し、「エヌデックなら、こういうこともできるんだ!」と思っていただくことで、次の仕事に繋がっていく。それは非常に大切なことだと思います。
また、「女性に対して優しい会社」というのが社内外問わず認識してもらうと、エヌデックは仕事をきっちりやる会社で、でもそれ以上に「社員にもあったかい会社だね」という認識に繋がっていくと思います。
お客様にとっても従業員にとっても良い会社にするためには、各職場で自分たちの強みは何かということを今一度考えてもらうことが大事です。同じ物事についてでも、視点を変えてみることで気付いていなかった強みが発見できるかもしれないですよね。今回60周年を迎えたことは、自分たちを振り返る丁度良いきっかけになるのではないかなと思います。
A.K
全国展開以外の強みを考えてみると、エヌデックは「セキュリティレベルがすごい!」とよく言われるんです。お客様から依頼されるセキュリティレベルの確認項目は50種類くらいあるんですが、エヌデックは全部対応できます。セキュリティに関してはお客様から一番評価が高くて、いつも褒められるんですよ。
齋藤社長
大きい会社だと何かしようと思ってもすぐには動けないけれど、うちの規模だと何事にもスピード感があるよね。それも当社の強みと言えるね。
齋藤社長
これは一番聞いてみたかった!
A.K
昨年度、各部署で机を白に変えたら社内が明るくなったような感じがして!そういうことって大事だなと思いますね。以前、他社のオフィスを訪問したらフリーディスクだったんですが、1番喧嘩しやすいSE と営業を相談しやすいようにあえて同じデスクにしていて。席を設けないことで壁が生まれないようにしていたんです。私も「案件によって仕事場所を変えていこう!」と営業部の中で話しています。今のオフィスはビルのフロアごとに部署が分かれているので、見えない壁があるかなと感じます。だから、お互いの顔が見えるようなワンフロアだともっと仕事がやりやすくなるのかな?と思いますね。
齋藤社長
フラットな職場環境というのはすごく大事なことで、互いにすぐ意見が言えるような状況を作るってすごく大事だよね。その反面、うちには全国に拠点があるのでその拠点との距離感をどうするのかというところが 一番の課題なのかなと思っています。本社はフラットになったけれど、本社と地方拠点は距離的な問題もあるから、顔を見て意見を言い合うことが難しいよね。
ところで、皆さんはこんな風に働きたいというイメージはありますか?
A.K
私の目標の一つに、「売上100億、従業員 200人規模の会社にするぞ!」というものがあります。目標を達成するためには現状には満足しないで、さらに高みを目指すという意識が必要じゃないかなと思っています。そのためには古い習慣や自分の中の固定観念にとらわれず、みんなで新しいことに挑戦し続ける職場にしたいと思っています。
また、若い世代の人たちに新しい土壌や文化を取り入れてもらって、もっと女性が活躍できる職場を総務として目指していきたいと思います!
齋藤社長
女性にも魅力のある会社でなくてはいけないよね。それは単に働き方の話だけではなくて 「やりたい仕事がある」、「こういう仕事をしてみたい」と思ってもらわなくてはいけない。人が来たくなる会社にしなくちゃいけないね。
D.M
社員が「幸せだな」と思って働ける。そういう会社は成長すると思うんですが、社員を幸せにするためには、まずは会社を成長させないとやりたいこともできない・・・。そのためには、「どちらを先にどうやればいいか?」いう問題もあるかと思います。
齋藤社長
多分、今が正にそういう状態だね。資金に余裕を持っていれば、やりたいことができます。去年から「利益、利益」と言っているのは、実はそこで。それがないと、次の打ち手に出ることができない。コロナの影響で2020年の上期は赤字の企業もありましたが、当社はおかげさまで、上期は利益を出すことができました。これは素晴らしいことだと思います。
苦境でも安定した経営が出来る事、そうすると余裕が出てきて いろんなことに投資できるようになります。
司会
皆さんが今後思い描いていることや、当社の可能性を感じることを教えてください。
A.K
現在、コロナの影響で飲食業やアパレルといった業界は非常に厳しい状況にあります。しかし、当社はコロナ禍でも在宅勤務やテレワークのパソコンやタブレットなどの需要に対応することが出来ますし、例えばその現場で「キッティングもできます」といった更なる営業をすることも可能です。エヌデックは「世の中の動きに合わせて柔軟に対応できるだけの武器を持っている」というのが強みと感じました。
H.T
営業部ができてから受注残を多く持つことができるようになってきています。これまでの様々な活動が積み上げられたからこその成果だと思います。また、売上を伸ばすだけではなく、「利益を出す」ということに対する社内の意識が変わってきていると感じます!
齋藤社長
あと10年ぐらい経つと、皆さんは幹部になってくると思います。そうなった時、当社が今と同じような環境で過ごすことができるかはわかりません。その時々に柔軟性を持って対応していくことは解決策の一つではあるけれど、それだけでは限界がくるかもしれない。そこで、もう一つの手段として、早期に新規ビジネスをある程度見極めておくことも重要だと思います。コロナで一気に世の中が変わった今が、一番真価を問われる時だと思うんだよね。今は会社の地固めをして、きちんと利益が出る会社にしていき、それが出来たら新しいことに挑戦していくこと。エヌデックは振り幅を大きく持っていて、みんな資格を持っているから様々なニーズに対応できるし、色々な可能性を持っていると思います。
T.Y
会社が成長するためには人材が土台だと感じています。みんなが仕事上のやりがいやプライベートでも嬉しいことを見出し、モチベーションを持って楽しく働けるような会社になればいいなと思っています。そのためには適材適所の人員配置をして職場環境を作り、そこにモチベーションの高い人材が加われば相乗効果が生まれて、会社がもっと成長していくと思います。
N.N
私はお客様に「全国対応しますよ」と言っているので、北海道の拠点をもう一度「営業所」に戻したいです。様々な面で難しい点もあるのかと思いますが、ここ数年私はそう願っています。当社にはこのように直接社長と話せる機会がありますし、直属の上司や部長にも意見を言うことができるので、働きやすい会社だと思っています。部下とも年齢が近いですし、大人数ではないので、意見が言いやすい環境なんですよね。そういう関係性をずっと維持していけるような会社を作りたいと思います。
齋藤社長
ありがとうございます。こうやって話すことって大事だよね。皆さんがこれだけのことを考えてくれていることが分かり安心しました。10年後、きっと幹部になるであろう皆さん。この先の100周年に向けて皆さんが中核でいてくれることは、本当に心強いなと思いました!エヌデックが60年続いてきた中で、色々な人たちがたくさん苦労をしてこられたからこそ、今があると思います。
今後、世の中が激しく変化していく中で、皆さんが知恵を絞り解決策を出していかないと厳しいと思います。先ほどあったように、今後「工事だけで」という風にはいかないところも出てくると思うんです。そこは皆さんの知恵とアイデアで乗り切り、次の世代に繋げていけるよう、是非頑張って欲しいと思います。
今日はみなさんの意見を聞いて、非常に感激しました。ありがとうございました!